特徴
10種類の植物性の生薬を原料として製剤化したものです。
よくあるご質問
Q. 添付文書に「糖尿病の検査値に影響を及ぼすことがあります」と記載されていますが、何の検査でしょうか?
A. 糖尿病が悪化するということではありません。添付文書にある「検査値」とは1.5AG(イチゴーアンヒドログルシトール)の検査値を指します。1.5AG検査でわかることは過去数日間の血糖の変動です。この検査値はHbA1cより敏感に高血糖に対し反応するという特徴があります。血糖値のように食事や運動には影響されないので、短期間の薬のコントロールの悪化や投薬後の結果もすぐにわかります。遠志(おんじ)は1.5AGを多く含んでおり、遠志(おんじ)(1g/日以上)を含有する製剤を服用中の方に、血糖値やHbA1cの検査とともに1.5AGの検査をした場合、血糖値やHbA1cの検査への影響はありませんが、1.5AGの検査値は高くなることがあります(この検査は数値が高い方が良い結果です)。糖尿病の検査をする前に主治医に添付文書をもって心脾顆粒を服用していることをお伝えください。
ストレスや脳の疲れは「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」を招き、健忘・不眠・貧血の原因に。
心脾両虚とは、血を全身に巡らせる働きを持つ「心(しん)」と、消化吸収をつかさどり、気・血を生成する「脾(ひ)」の両方が虚弱になった状態を表します。ストレスや思い悩み、考え過ぎなどで脳に過度な負担がかかると、心と脾に影響して機能が低下し、「心血虚(しんけっきょ)」「脾気虚(ひききょ)」の症状が同時に現れることが多くなります。
心血虚による症状
心は、精神・意識・思考・血脈をつかさどっています。また気血などのエネルギーが心神活動の基礎となります。心血虚になると、脳に気血などの提供ができなくなり、物忘れ、人の話を理解できない、焦燥感、不安、眠りが浅い、不眠という症状を引き起こします。
脾気虚による症状
脾は主に二つの作用があり、一つは食べ物を消化吸収し、気血などのエネルギーを生成し、それを全身に運ぶことであり、もう一つは血液循環を管理し、血液が血管から漏れ出ないようにすることです。脾の働きが停滞すると、いわゆる「脾気虚」の状態になり、消化不良や全身の疲労感を招いたり、皮下出血や生理不順といった症状が現れたりします。
物忘れ・不安感などはありませんか?
イスクラ心脾顆粒の生薬
イスクラ心脾顆粒は、党参や竜眼肉など10の生薬を配合。心血を養って、精神・意識・思考を安定させると共に、脾気を補い、胃腸の働きを元気にして、心脾両虚の症状を改善します。
党参(トウジン)
キキョウ科のつる性多年草、ヒカゲノツルニンジンの根。中国では古くから疲労・虚弱体質の体力低下に対して、強壮、強心、健脾生薬として使われてきました。
竜眼肉(リュウガンニク)
リュウガン(竜眼、龍眼)はムクロジ科ムクロジ属の常緑小高木またはその果実。果肉を乾燥させたものを竜眼肉(りゅうがんにく)と呼びます。補血安神、滋養強壮の効果があるとされています。
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